梵字と蓮の花のタトゥー(刺青) 16

上腕への梵字のTATTOOです。

Shinji Tattoo 梵字のタトゥー 16

梵字はヒンドゥー教などの礼拝用用語である
サンスクリット言語(梵語)を表記するための文字とされています。

生まれ年の十二支の干支には、
それぞれの守り本尊(守護本尊)八神と言われる
菩薩や如来、明王などが決まっています。
その神仏は梵字一文字で表され、
自分の干支の守護本尊を表す梵字を
タトゥーとして彫る事も多いですね。

また、干支の八神以外の如来なども
梵字一文字で表されています。

今回は蓮の花の台座の上に
丸い円があり
その円の中に
梵字一文字を大きく描き、
その周りに後光が輝くような、
炎の様な背景を付けてデザインしました。

泥の中から綺麗な花を咲かせる蓮の花は、
仏の智慧や慈悲の象徴として
仏教と深く結びつきがあり、
TATTOOでは梵字と共にデザインされる事も多いです。

Shinji Tattoo

伝説の生き物『麒麟』のタトゥー(刺青)1

獣類の長とも言われる
神聖な伝説上の生き物
『麒麟』のタトゥー(刺青)です。

Shinji Tattooの麒麟のタトゥー画像1

その姿は龍に似た顔を持ち、
尾は牛、蹄は馬、形は鹿に似ている
と想像されています。

大きな体をしていますが
非常に優しい心を持ち、
歩く際にも
その大きな体で他の小さな虫などを
殺してしまわない様に
そっと気を付けて歩くそうです。

車に乗り、普通に靴で道を歩いていると、
たぶん沢山の虫達を踏んでいそうです。

『鶴は千年、亀は万年』と言う言葉が有名ですが、
この麒麟も千年の時を生きるそうです。

また、
『優れた皇帝や賢人が産まれる前にのみ姿を見せる』や
『王が仁ある政治を行う時のみ姿を見せる』などと
言われる事から、
平和を守るシンボルとして
縁起の良いものとされています。

刺青のモチーフとして、
麒麟を含む鳳凰、霊亀、応龍の四霊が
デザインされる事が非常に多いです。

いずれも古くから伝わる様々な伝説があり、
良いイメージとして人々の心に
強く刻まれているのではないかと思います。

この文化は廃れることはないかと思いますが、
良きものとして残していける様、
彫師として精進していきたいです。

Shinji Tattoo