日本の伝統色、和色のタトゥー

日本でタトゥーインクは主に
アメリカで作られたものが流通しています。

そのため、インクの色の名前は英語です。

ブライトレッド、レモンイエロー、ライトブルーなどなど。

ですが、日本には「伝統色」や「和色」と呼ばれる伝統的な色が存在します。

「山吹色」や「藍色」など聞いたことありますよね?

和色はなんと1,000色以上もあるのだそうです。

紫ひとつとっても、江戸紫や京藤や古代紫など一つ一つの名前にとても雅な名前がつけられています。

次に紹介する二つの般若のタトゥーはどちらも赤色で彫っています。

日本の伝統色、和色のタトゥー

左側は落ち着いた赤色ですし、
右側はパキッと鮮やかな赤色です。

日本の伝統色は彩度が90%以下に抑えられている色が多く、
そのため落ち着いた印象を与えるのだそうです。

和の図柄でも使う色によって、
洋柄っぽく見えたりするのは
タトゥーインクの彩度の違いによるところも
多いのでしょうね。